2024
山形県遊佐町沖洋上風力発電プロジェクト
山形県遊佐町の沖合に30基の着床式洋上風力を設置。発電容量は約450MW。推進リーダーとしてプロジェクトを主導し、山形県遊佐町沖における洋上風力発電事業の事業者に選定。

地球環境をまもり、
次の世代に希望をつなぐ。
技術の進化によって、
産業の可能性をひろげる。
洋上風力発電には社会を元気に、
豊かにする力がある。
その力を信じて、
地元で生きる人々のくらしや
産業に寄りそい、
風車をつくりつづける。
つくって終わりではない。
新たなはじまりだ。
地元で生きる人々の安心に向きあい、
風車の安定稼働を維持する。
洋上風力発電の
社会実装と安定稼働
社会のために、人類のために、地球のために。
私たちは洋上風力発電の開拓者でありつづける。
洋上風力事業における調査・計画・設計から、施工管理・運営、資金調達、さらに地元との対話や地域貢献まで、国内・海外で幅広く事業を展開しています。洋上風力事業におけるすべての業務を一貫してサポートできることが、わたしたち丸紅洋上風力開発株式会社の強みです。
欧州の最新知見と秋田能代での経験を有するエンジニアを抱え、万全の開発体制と知見集約による国内随一の技術力・交渉力を有しています。
洋上風力やOil & Gasの経験豊富なエンジニア(欧州)と連携しつつ、経済性・施工性・許認可等を勘案した調査・設計を立案・実行します。
国内初の洋上Wind Farm Cert. を取得した経験から有識者の指摘ポイント、対応方法等に精通、手戻りなく効率的に進めることが可能です。
これまでの実工事経験に基づき、候補ヤードの状況を踏まえた上で経済性・実現性の観点から最適な施工計画を策定しています。
洋上工事におけるリスクヘッジのポイントや契約交渉のノウハウを保有、秋田港・能代港案件で入札を行った経験から国内ゼネコン各社の特性を熟知しています。
大手タービンメーカーからの直接購買による調達を多数経験、リスクヘッジのポイント等、契約交渉のノウハウを獲得・蓄積しています。
SEP船調達においても当社主導で条件交渉・調整が可能です。
契約パッケージをフルラップ/バラ買い等多様なパターンで経験、インターフェイスリスク管理のノウハウを蓄積しています。
契約・技術両面から案件毎に契約パッケージを最適化することでコスト・リスクの低減を実現します。
秋田港・能代港洋上風力発電所や福島/北九州浮体式洋上実証実験の経験を通じて建設・運営管理の知見を蓄積しています。
50年以上のEPC事業経験を有する丸紅100%子会社の建設管理ノウハウを活用、コントラクターの契約履行、工程、コスト、安全等を管理し建中リスクを抑制しています。
福島浮体式洋上実証実験での運営経験から、日本の法体制やインフラ等を踏まえた運営のノウハウを有しています。
秋田港・能代港洋上風力発電所にて風車メーカーとサービス契約交渉実施・締結、契約ノウハウを有しています。
O&MのキーとなるCTVの調達やMarine Control System構築等を主導しています。
国内でも先進的な洋上風力プロジェクトファイナンス実績と丸紅グループとしての信用力で、確実な資金調達が可能です。
PFI Award 2020 (Innovation Deal of the Year Asia-Pacific) 受賞
IJ Global Award 2020 (APAC Rnewable Offshore Wind Deal of the Year) 受賞
秋田港・能代港洋上風力発電所にて国内初となる洋上風力向けプロジェクトファイナンスを組成した経験から、スケジュールとアクションプランを熟知、確実な組成が可能です。
時間とリソースが必要な各種ドキュメント対応に精通しています。
多くのファイナンス案件を主要銀行と取り組んでおり、レンダーに対し強い交渉力を発揮することができます。
洋上風力に精通するLTA(Lender's Technical Advisor)の対応が可能です。
土木、海洋、電気等の技術面や許認可等、多岐に渡る詳細かつ膨大なQ&Aに対応し、レッドフラグを解消したレポート準備対応が可能です。
漁業関係者を含む地元の方々との協働・共創を最重要事項として様々な施策を推進した実績があります。
各地での活動を通して構築してきた関係性を活かしつつ地元企業や地権者様等にご納得いただき発電所を開発してきた実績があります。
様々な方法で地元との協調を図っており、秋田港・能代港洋上風力発電所では7社の地元企業から出資いただくとともに、工事請負等含めて20社以上の地元企業と協業してきました。
総合商社として有する電力小売や水産などの機能を活用し、地域課題の解決策を提供しています。
海洋調査の実施および発電設備の設置にあたっては、漁業者様のご懸念や不安を払拭すべく対話を重ねてきた経験と、過去の事業実績やデータも活用し漁業者様の理解を得るための活動を継続しています。
福島では、漁獲試験、海洋データ配信や浮魚礁機能の検証を通した漁業者様に実益ある漁法実証等、洋上風力発電設備と漁業との共存策を実証しました。
実現への強い意思を持ち、「半歩先」「地元との関係構築」「収益性」「多様な専門分野の視点を入れての開発」を大切にしながら取り組んできました。
山形県遊佐町の沖合に30基の着床式洋上風力を設置。発電容量は約450MW。推進リーダーとしてプロジェクトを主導し、山形県遊佐町沖における洋上風力発電事業の事業者に選定。
NEDO公募「グリーンイノベーション基金事業」の「洋上風力発電の低コスト化/浮体式洋上風力実証事業(フェーズ2)」に採択されて、「低コスト化による海外展開を見据えた秋田県南部沖浮体式洋上風力実証事業」を推進。秋田県南部の25km沖合に設置、水深約400mに浮体風車2基を係留。出力規模は15MW超。
スコットランドの東海岸沖に、世界で開発される大規模浮体式洋上風力発電事業の初期案件、総容量最大3.6GWの浮体式洋上風力を開発・建設予定。英国大手電力会社の再生可能エネルギー子会社 SSE Renewables Limited およびデンマーク王国の投資会社 Copenhagen Infrastructure Partners P/S との3社連合で2022年1月に落札し、2024年に、類似の浮体式案件より早く洋上風力発電・変電設備に関わる許認可申請・受理。
秋田港・能代港における港湾区域の沖合に、秋田港13基、能代港20基の着床式洋上風力を秋田洋上風力発電(株)が設置。発電容量は約140MW。丸紅グループは推進リーダーとして開発・建設を主導。
北九州市の15km沖合に設置、水深約50mに浮体風車1基を係留、
出力規模は3MW、福島と同様、プロジェクトの取りまとめと漁業関係者協議を担当。
福島県楢葉町の20km沖合に設置、水深約100mに浮体風車3基を係留、出力規模は14MW。