丸紅グループの全世界の洋上風力発電事業の開発を手掛けており、
国内では秋田港・能代港洋上風力発電所の運営管理業務を担っております
福島県楢葉町の20km沖合に設置、水深約100mに浮体風車3基を係留、
出力規模は14MW
北九州市の15km沖合に設置、水深約50mに浮体風車1基を係留、
出力規模は3MW、福島と同様、
プロジェクトの取りまとめと漁業関係者協議を担当
丸紅はプロジェクトを取りまとめると共に、許認可取得 事業性評価、運転維持管理及び漁業との共存策検討を担当
北九州浮体式洋上風力発電 運転開始
福島浮体式洋上風力発電運転開始
Engineering, Procurement & Construction (EPC) |
欧州の最新知見と秋田能代での経験を有するエンジニアや、Seajacks社を抱える等万全の開発体制整備と知見集約により国内随一の技術力・交渉力を有します
洋上風力やOil &
Gasの経験豊富なエンジニア(欧州)と連携しつつ、経済性・施工性・許認可等を勘案した調査・設計を立案・実行
国内初の洋上Wind Farm Cert.
を取得した経験から有識者の指摘ポイント、対応方法等に精通、手戻りなく効率的に進めることが可能
Seajacks社での実工事経験に基づき、候補ヤードの状況を踏まえた上で経済性・実現性の観点から最適な施工計画を策定
洋上工事におけるリスクヘッジのポイントや契約交渉のノウハウを保有、秋田能代案件で入札を行った経験から国内ゼネコン各社の特性を熟知
大手タービンメーカーからの直接購買による調達を多数経験、リスクヘッジのポイント等、契約交渉のノウハウを獲得・蓄積
Seajacks社SEP船調達につき当社主導で条件交渉・調整が可能
契約パッケージをフルラップ/バラ買い等多様なパターンで経験、インターフェイスリスク管理のノウハウを蓄積
契約・技術両面から案件毎に契約パッケージを最適化することでコスト・リスクの低減を実現
施工管理・運営 |
秋田能代洋上風力案件や福島浮体式洋上実証実験の経験を通じて建設・運営管理の知見を蓄積
50年以上のEPC事業経験を有する丸紅100%子会社にて建設管理チームの体制を構築、コントラクターの契約履行、工程、コスト、安全等を管理し建中リスクを抑制 同子会社は秋田能代洋上風力案件でも建設管理を実施中
福島浮体式洋上実証実験での運営経験から、日本の法体制やインフラ等を踏まえた運営のノウハウを保有 秋田能代洋上風力案件にて風車メーカーとサービス契約交渉実施・締結、契約ノウハウ保有 OMのキーとなるCTVの調達やMarine Control System構築等を主導
ファイナンス |
国内で唯一の洋上風力プロジェクトファイナンス実績と丸紅グループとしての信用力で、確実な資金調達が可能
PFI Award 2020 (Innovation Deal of the Year Asia-Pacific)受賞
IJ Global Award 2020 (APAC Rnewable Offshore Wind Deal of the Year) 受賞
秋田洋上風力案件にて国内初となる洋上風力向けプロジェクトファイナンスを組成した経験から、スケジュールとアクションプランを熟知、確実な組成が可能
時間とリソースが必要な各種ドキュメント対応に精通
電力案件のみならず全社的に多くのファイナンス案件を主要銀行と取り組んでおり、レンダーに対し強い交渉力を発揮
洋上風力に精通するLTA(Lender’s Technical Advisor)の対応が可能
土木、海洋、電気等の技術面や許認可等、多岐に渡る詳細かつ膨大なQ&Aに対応し、レッドフラグを解消したレポート準備対応が可能
地元との協調 |
漁業関係者を含む地元の方々との協調を最重要事項として 様々な施策を推進した実績
各地での活動を通して構築してきた関係性も活かしつつ地元企業や地権者様等にご納得頂き発電所を開発してきた実績あり
様々な方法で地元との協調を図っており、秋田能代案件では7社の地元企業から出資頂くとともに、工事請負等含めて20社以上の地元企業と協業
総合商社として有する電力小売や水産などの機能を活用し、地域の社会課題を解決するソリューションの提供
海洋調査の実施および発電設備の設置に当たっては、漁業者様のご懸念や不安を払拭すべく対話を重ねてきた経緯あり、過去の取り組み案件の実績やデータも活用し漁業者様の理解を得るための活動を継続的に実施
福島では、漁獲試験、海洋データ配信や浮魚礁機能の検証を通した漁業者様に実益ある漁法実証等、洋上風力発電設備と漁業との共存策を実証